SF この世の果ての中学校一覧

この世の果ての中学校 13章 学校の地下室は”国会議事堂”だった!

ペトロとマリエのちびっ子スパイは、ママたちのあとをつけて秘密のPTAの会場に向かった。 行き着いた地下の突き当たりに大きくて重そうなドアがあった。 そこには「国会議事堂」という看板が掛かっていた。  右手の小さなドアには「国会電子図書館」と書いてあった。 「ヤベーよ! ここ! 本物かよ」 二人は扉の前で立ちすくんだ。

この世の果ての中学校 12章 秘密のPTA “やっぱり~パパやママは幽霊だった”

地球に残された六人の中学生。 じつは、 彼らのパパやママは“この世の人”ではなかったのです。 土曜日の夜、中学校の地下の会議場で、生徒達に内緒で、パパやママや先生達の秘密のPTAが予定されていました。  ペトロとマリエは、スパイとして会議場に潜入することにしました。 そこで二人がみたものは・・。

この世の果ての中学校11章 大きなエドから生まれた空飛ぶ小さな子供たち!

緑の第二惑星に一人生き残った少年エドは、調査隊と共に第三惑星に到着した。 はぐれ親父の予言通り、第三惑星の裏側には緑の森が続いていた。 喜んだエドは宇宙艇ハル号から飛び降り、深い森に向かって全速力で走った。 しばらくして森の頂きから、バン!という小さな破裂音が聞こえた。

この世の果ての中学校 9章 緑の小惑星テラ 誕生の謎

筒井俊隆のSFファンタジー 荒廃した地球の果ての人工ドームで暮らす、六人の中学生。 彼らは食料を求めて、ハル先生達と宇宙の旅に出た。 たどり着いたところは小惑星テラ。アマゾンの言葉を話す森の家族の生活は過酷を極めた。 小惑星テラと森の家族はどこから来たのか、カレル教授とハル先生の手で惑星誕生の謎が解き明かされる。

この世の果ての中学校 8章 マーが森の家族の秘密を話した!

筒井俊隆のSFファンタジー。 地球に残された六人の中学生が食料を求めて、ハル先生達と宇宙の旅に出た。 惑星テラでハル先生を襲った森の家族のファーとマーは、裕大と匠の電子銃で撃たれて倒れた。 ファーとマーはなぜハル先生の姿を擬態して襲ったのか? この章で森の家族の恐ろしい秘密が明らかにされます。

この世の果ての中学校 7章 ハル先生が森の家族に食べられた!

地球に残された六人の中学生は、異界の惑星テラで、不思議な森の家族と遭遇した。 彼らはコピーのように生徒達と同じ姿だ。 森の家族のリーダー、ファーがハル先生の擬態をして先生に襲いかかった。 ハル先生は食べられてしまうのか? 森の巨人たちは一体どこに消えたのか? 森の家族の正体に迫ります。  

この世の果ての中学校 6章 七人の調査隊と消えた巨人

筒井俊隆のSF ワームホールを抜けた宇宙艇HAL号は、異界の惑星を発見。そこは、はぐれ親父が昔、巨人に襲われた惑星だった。 生徒たちの調査隊は原住民の家族と遭遇。原住民は調査隊のメンバーと瓜二つだ。彼らは何者で、巨人はどこに消えたのか?はぐれ親父は不吉な予感に襲われた。

この世の果ての中学校 4章 ヒーラーおばさまと魔女よけの秘術

筒井俊隆のSFファンタジー!のーんびりした人類絶滅小説です。 今日はハッピーフライデー。 六人の中学生は、医務室のヒーラーおばさまに連れられて、ファンタジーアの中の「ハーブ農場」を見学に出かけます。 生徒達を薄闇の帰り道で待っていたのは、人の記憶を食べる魔女「クオックおばば」でした。