この世の果ての中学校24章 “天上の会議場と詐欺師ホワイトスモーキー”
匠は「アスリートの守り神、地球より来たる」と大嘘を名乗って天上の会議場に潜り込んだ。そこでは宇宙に生きるあらゆる種の「守り神」が集まって緊急会議を催していた。討議は終わり長老会の結論を待つ間、場内の方々で匠に理解できない守り神の言葉が飛び交った。
地球は大丈夫? 宇宙 ライフ オリンピックエピソード あの世のこと・この世のことのSF小説
匠は「アスリートの守り神、地球より来たる」と大嘘を名乗って天上の会議場に潜り込んだ。そこでは宇宙に生きるあらゆる種の「守り神」が集まって緊急会議を催していた。討議は終わり長老会の結論を待つ間、場内の方々で匠に理解できない守り神の言葉が飛び交った。
アメリカのセントルイスで行われたオリンピックマラソンは、史上最悪のレースとして歴史に残されています。米国の選手が自動車に乗って距離を稼いでいたという「キセル事件」です。ローツは意図して不正を働いたのか?それとも冗談だったのでしょうか?オリンピックは万博の一環として行われ、お祭り騒ぎのフェアーでした。アメリカの歴史を語るスミソニアン博物館の記事をベースに最悪のマラソンレースを再現してみました。
匠は、地球から遠く離れた宇宙の片隅にスペースハンモックを浮かべて、孤独なときを過ごしながら、第三惑星に住む小さなエドの家族から返信が届くのを待っていた。 三日目の朝スペース・フォンにボブとクレアからメールが届いた。“二人は森の中で緑の怪物に出会った。 怪物の正体はやさしい緑の風のおじ様で、“惑星テラは地球から逃げ出した緑の植物と土の塊からできあがったこと” “地球の自然を壊した人類には、種の命を守ってくれる守り神がいなくなったこと” “話を怪物から聞いて驚いたボブとクレアは岩から落ちて気を失ったこと”がメールに書かれていた。