この世の果ての中学校23章“匠は開かずの扉を開けて守り神の大会に迷い込んだ”

  匠は、地球から遠く離れた宇宙の片隅にスペースハンモックを浮かべて、孤独なときを過ごしながら、第三惑星に住む小さなエドの家族から返信が届くのを待っていた。

  三日目の朝がやって来て、スペース・フォンにエドの家族から電子メールが二通届いた。

 一通はボブとクレアからで、二人は森の中で、滝の上からやって来た緑の怪物に会ったこと・・ 怪物の正体はやさしい緑の風のおじ様で、“惑星テラは地球から逃げ出した緑の植物と土の塊からできあがった”という話を聞き出したこと。

 加えて“地球の自然を壊した人類には、種の命を守ってくれる守り神がいなくなった”という話をおじ様から聞いて、驚いたボブとクレアは岩から落ちて気を失ったと書かれていた。 

(前回のお話はここからお読みください)

この世の果ての中学校22章“クレアとボブは緑の怪物を探しに森に出かけた” 

この世の果ての中学校23章“匠は開かずの扉を開けて守り神の大会に迷い込んだ”

 エドの家族から届いた二通目のメールは、パパ・エドからだった。

“匠、返事一日も待たせて御免。クレアとボブの話を聞いて、僕らも卒倒しそうだよ。

 惑星テラを地球に呼び戻して、融合する話だけど、この惑星の小さなエドの家族全員に相談したら、大賛成! みんなその日を待ちかねてるよ。

 早く計画立てて一緒になろうよって。

 ・・パパ・エドとママ・アナより”

「こちら匠、いま中継地点。メール二通読んだところ。

 僕はここで一日じゃなくて三日も待ったんだよ。

 宇宙の歪みが影響して、こことそことは時間の経過が違うみたい。

 その上スペースハンモックで寝てたら、気持ちの悪い緑の怪物の夢まで見ちゃつた。

 クレアとボブの緑の風のおじさんの話、それからほかの家族と相談してくれた話、急いで地球のみんなに報告する。

 またこちらから連絡するから、メール・ボックスはいつも空けておいてよ」

・・
 エドの家族にメールを打ち終えた匠は、急いでハンモックから飛び降りた。

 ハンモックを小さく折り畳むと、リュックに収めて帰り支度を整えた。

「ただ今任務終了、地球に向けて出発しまーす!」

 匠は地球を目指して架空のスタートラインに立ち、肩の力を抜いて軽くジャンプをした。

「長旅に備えて準備運動、1!2!3!」

 3回めのジャンプで匠は不思議なことに気が付いた。

 前方に緑色した小さな宇宙ゴミが見える。 

 ジャンプを終えるとそれは消えた。

 近づいて見ると、宇宙ではありえない物体・・緑色した小さな葉っぱの半片。

 葉っぱの周りを手で触ると、硬い壁のざらざらした感触が伝わって来る。

 顔を近づけてよくみると、目の前に半透明の薄い壁があって、葉っぱの残り半分が壁の向こう側にぼやっと浮かんでいるのが見えた。

「あっ! この葉っぱ、僕を踏んづけて行った緑の怪物が落としていったものだ。あれは夢じゃない。あいつこの壁の中にいる」

  匠は半透明の壁を力一杯押してみたが、びくともしない。

 手で探りながら壁伝いに移動してみたが、壁の堅い感触だけがどこまでも続いていた。

「このざらざら壁、どこまで行っても入り口なし!」

 探索をあきらめて出発地点に戻って来ると、さっきの葉っぱが風もないのに小馬鹿にしたようにヒラヒラと揺れた。

 頭にきた匠が葉っぱを半分むしり取った。

「風の怪物の落としもの、第三惑星の森の葉っぱのハーフ・ポーション。愛するエーヴァへのプレゼントに頂きまーす」

 匠は壁に断りを入れて、切り取った葉っぱをハンカチに包んでポケットに優しく仕舞い込んだ。

 プレゼントに喜ぶエーヴァの顔を思い浮かべてほくそ笑んだとき、匠の後ろで鈍い音がした。

 驚いて振り返ると、むしった葉っぱのあとの空間に小さな暗い亀裂が走っていた。

「なにこの穴?」

 近づくと、亀裂はじわりと動いた。

「うぐっ!」

 匠の喉が詰まった。 

 つつーっと、亀裂が上下に拡がり、人ひとりが通れるくらいの細長い穴が目の前にできあがった。  

 匠はそっと穴を覗いてみた。 

 人気のない薄闇の中で、匠を誘惑するように、切り取った葉っぱの片端がひらひら宙を舞っていた。

「ヤベーよ、この穴。天上への開かずの出入(ではい)り口だ」

・・この中に半透明の緑色したのがうじゃうじゃいるのかよ・・想像した匠はぶるっと震えた。

「賢明なアスリート、決して危険に近づかず!」

 匠は回れ右をして、地球に向かって飛び立とうと身構えた。

“こら匠!恐れるな!開かずの扉がお前の前に開かれておる”

 叱咤するおじいちゃんの声ががんと頭に響いた。

“お前あほか! ここまで来てなに考えとんねん。こん中にこの世の秘密が隠されとるんやないか!”

 はぐれ親父のしゃがれ声が聞こえた。

 「なんやと? やったろやないか!」

 匠は気合いを入れなおして、亀裂の中の薄闇に頭から飛びこんでいった。
  

  ××

 どこまでも続く田舎道に、夕陽が山の長い影を落としている。

 遠くにかすんでみえる匠の家の屋根から、一筋の白い煙が立ち上っていた。

 道は人っ子一人歩いていない。 

 腹を空かしたヤンマが頭上をかすめて飛んだ。

 きっと夕暮に飛び交う蚊の群れを追っている。

 匠はおばあちゃんの待っている我が家に向かって、急ぎ足で歩く。

 いくら歩いても、立ち上る白い煙はいつまでも遠くにかすんでままだ。 

 おかしい・・匠の家は近づいてこない。

 道の両側には大きな柿の木が整然と立ち並んで、地平線に続いていた。

 近くの柿の木は、実も葉っぱもまだ青い。

 少し歩くと実も葉っぱもだんだんと黄色くなる。

 遠くの方では、実が熟して、葉っぱは真っ赤に紅葉して見える。

 その先では枯れ葉が舞っている。 

 秋から冬。

 匠の故郷は一年の終わりを迎えていた。

 でも田舎道には終わりがなく、わが家は遠くかすんで見える。

 匠は我に帰った。

「この景色は怪しい。何者かに騙されてるんじゃないのか? これが本物の風景か幻か、確かめてやろうじゃないか!」

 匠はいきなり身体を入れ替え、今来た道を全速力で逆走した。

 周りの風景が驚いたように巻き戻しを始め、匠の動きに追いつこうとしている。

 匠は急ブレーキをかけて止まった。

 周りの風景がゆっくりと時間をかけて停止をした。

 風景は匠の動きに付いて来るのが精一杯だ。

「僕は記憶の迷路にはまり込んでいる。これは僕の心の中の風景に過ぎない」

 匠は笑いをかみ殺した。

「だれか知らんが、癪な技だ。ひっくり返してやれ!」

 匠はその場で思い切り高くジャンプをする。

 そして、逆転三回転に1/2横ひねりを加えて着地した。

 匠の目の前で田舎道は三回転宙を舞ったが、残りの1/2をひねりきれずに着地した。

 田舎道はぐにゃりと無残な形に崩れる。

 薄闇の中に白い一筋の煙が匠の前に現れた。

「恐れ入りました」

 術を破られた白い煙が、匠に一言失礼を詫びて頭を下げ、恥ずかしそうにどこかへ消えていった。
 

   ××

 薄闇が消えて明るい部屋の中に匠は立っていた。

「お見事です!」

 男の声が聞こえた。

 頑丈な木製の机に向かって座っていた男が、椅子から立ち上がった。

「受付処」と書かれた大きな表示板が机の上に置かれていた。

 黒い僧服を着た男が仰々しく匠に頭を下げる。

「通門の技、しかと拝見させて頂きました。ここ開かずの天上に、ようこそお越し頂きました!」

・・天上への入門試験にパスしたみたいだ・・

 大物になった気持ちがして気分をよくした匠は、僧服の男に軽く頷き返した。

 僧服が言う。
「私は天上の門で受付役を務める者でございます。まずは、その堅苦しい僧服をお脱ぎになって、おくつろぎ下さい」

「ククッ!これスペースウエアだよ。僧服じゃないよ・・」

 匠がぼやくと受付役がすかさず答えた。

「ここ天上には清浄な空気が充ち満ちております。どなた様も安心して宇宙服をお脱ぎください」

 匠はつなぎのスペースウエアをゆっくり脱いで、空気を吸い込んでみた。

 天上の空気は地球の空気よりぐんとうまかった。

 匠はスペースウエアを脱いで丁寧に畳み、携帯リュックに収めた。

 迷彩服姿になり、受付役が勧める頑丈な木の椅子に腰を下ろした。 

 イスは大きすぎて、匠の脚は床に届かなかった。

 仕方が無いので、そのまま足をぶらぶらさせることにした。

 受付役は天上への訪問者がほんの少年であることに気が付いて目を丸くした。

・・どこか見知らぬ惑星の王子様かな?・・

 ひとり呟くと、受付役は机の上の記帳簿に筆と硯を添えて、少年の前にそーっと差し出して言う。

「お役目とご芳名、それにお処のほどもご記帳下さい」

・・こんな少年が筆と墨を使うことが出来るだろうか?・・

 匠を見つめる受付役の顔に疑わしそうな表情が浮かんでいた。

・・「ふん」入門の二次試験か。みておれ!・・

 匠は記帳簿を手に取って、じっくり時間をかけて眺め、おもむろに口を開く。

「これは素晴らしい。この記帳簿は銀河宇宙の太陽系地球、日本国の昭和時代の越前和紙でできておりますね。いまは地球で入手できません。この手触りの暖かみは洋紙ではなかなか味わえませんよ」

 匠は厚みのある記帳簿を上にしたり逆さまにしたりしながら時間稼ぎをした。

 記帳簿の素材は、匠のおばあちゃんが俳句を書きあげるために、大事に使っていた古い和紙と同じだった。

 匠は大好きなおばあちゃんが呟いていたいつもの台詞を覚えていたのだ。

「これはこれは良くご存じで、この記帳簿は200年前から使い込んでおります。記帳された方々はそれこそ宇宙世界で由緒のある方々ばかりでございます」

・・受付役はいつまで待っても匠が筆を取ろうとしないので、自分で硯を手にとって水差しから水を入れ、墨をすって墨汁を作り上げた。

 次に記帳簿を匠の手から取りもどすと、白紙のページを開いて「それではここにご記帳頂きます」と記帳を迫った。

「なるほど、道理で記帳簿がところどころ黄ばんできておるわけですね。“おっと”墨まですって頂いて恐縮です。ところで私の前にはどなたがお越しですかな?」

 役どころと名前をなんと記帳しようかと匠は知恵をひねっていた。 

 悠然と匠は前のページを繰り戻してみた。

【緑の守り神 惑星テラより】

 前のページには、美しく整った日本文字が書き込まれていた。

 署名の下には大きな掌の紋様が印されている。

・・あいつだ。俺を乱暴に踏んづけていった緑色したあいつだ。なにが緑の守り神だ。あんな失礼なやつに負けてたまるか!・・

 匠は筆を執ると、したたるほどたっぷりと墨を含ませた。

 そして達筆のおじいちゃんの激しい筆力を思い出して、思いつく様、はみ出しそうな勢いで和紙に書きなぐった。

【アスリートの守り神 銀河系惑星、地球より来る】

「ほほーっ、お見事!」

 匠の迫力に圧倒された受付役が上下逆さまに読もうとした。

 気が付くと、慌てて元に戻した。

 受付役はなんとか匠の署名を読み取った。
「初めてお聞きするご芳名です。失礼ながら守るべきアスリートの命の数はいかほどでございましょう」

・・地球上の人類、合わせて6人です・・言いかけて、匠は慌てて言い直した。

「地球上に生あるものすべてです」

「ほほーっ、それはお忙しい」

 受付役はちらっと匠の顔を疑わしそうに見たが、諦めたように匠の署名の横に“地球上に生あるものすべて”と小さく書き加えた。

「それでは利き手の紋様を頂きます」

 受付役が硯と懐紙を匠に差し出した。

 匠は右の掌に筆で墨を薄く塗りつけると、署名の下にぐいと押しつけた。

 匠が懐紙で掌の墨あとを拭き取るのを見届けると、受付役は立ち上がった。

「天上の緊急会議は相当前に始まっております。上階の会議場へお急ぎ下さい」

 匠がホッと一息ついて椅子から降りると、どこかから一筋の白い煙が匠の前に現れて揺らいだ。

「こちらへ!」

 白い煙は天上の会議場へと、匠を先導した。

 大理石で出来た広い階段を、煙はさっさと上って行く。

 匠が慌てて追いかけ、階段の途中で煙に並びかけると、煙は階段の下を振り帰って受付役の姿がみえないことを確かめてから匠に言った。

「先ほどはアスリートの守り神に向かって、無礼なことをいたしました」

 煙が声を潜めて謝った。

 一瞬言葉に詰まった匠が「あれはいい勝負でした。最後のひねりの差でしたよ」と慰める。

 煙は嬉しそうに顔をくしゃくしゃにした。

 数段登ると煙がまた話しかけてきた。

「あなたは生きものの種を守る神様というよりも、地上の生身の方(かた)のようですね」

 煙がズバリと言い当てた。

「えっ! 正体ばれちゃってたの!」

 匠は驚いて、階段で転びかけた。 

 煙はさっと手を伸ばして、匠の身体を支えた。

「おっと、そんなに驚かないで下さい。じつは私も同じ生身の人間なんですよ。だから匂いで分かりました」

 そう言うと煙は階段の途中で立ち止まり、親しげに匠を見つめた。

「天上の人たちは五感以上の特別な能力をいくつもお持ちなのに、じつは臭覚が欠けているのです。私たち生き人と食べるものが違いますのでね」

・・古くて腐っていないかどうかなど、食い物をかぎ分ける必要がないから臭覚は退化してしまったようです。

 でも私には先ほどの勝負の最中にあなたの正体が分かりました。

 生き人にもかかわらずあなたの技は特別です。

 ここへの入り口、天上への開かずの扉も神様しか通ることが出来ません。

 生き人は通れないはずです。

 だからあなたは受付役になにかの守り神と間違われたのです・・。

「一体どうやったら開かずの扉を開けられるのか、後々のためにここは一つ、私にも教えていただけないものでしょうか」

 匠は煙男の頼みに、正直に答えていいものかどうか迷った。

・・この男はまだ信用できない。天上のまわし者もしれない。一つこの男を試してやれ・・

 
「葉っぱです。葉っぱの鍵で歪みの扉を開けました」

 匠は事実をぶつけて煙の反応を見た。

「そんなもので開くとはとても思えませんね。きっとなにか他人に明かせない秘伝の技をお持ちなのでしょうね」

 煙は肩を落とし、落胆した様子で匠を見つめた。

「あれは秘伝なんかじゃありません。たまたま舞っていた葉っぱを捕まえて、無念無想の技をかけ、葉っぱを鍵の形にして通門しただけです」

 煙が、半信半疑の様子で、渋々と頷いた。

 匠は、お返しに際どい質問をぶつけてみた。

「あなたも生身の人間だとおっしゃいましたが、僕にはあなたは一筋の白い煙にしかみえませんよ。なにかとんでもないご事情がおありのようです」

 探りを入れる匠に、大きな溜息をついて煙が答えた。

「私は詐欺師です。三回生まれ変わって三回とも詐欺師でした」

・・わたしは人を騙すことが楽しくて、楽しくて、どうしてもやめられなくて、とうとう神様に人間界に出ることを禁じられて、生きたままここへ連れてこられました。

 裁判にかけられた結果、罰としてここ天井の御所案内人を永遠に務めるように命じられたのです。

 その上勝手に逃げださないように身体の中身を抜き取られてしまって・・「こんな有様に・・」

 白い煙は恥ずかしそうに身体を縮めて話し続けた。

「そうですか・・私は白い煙にみえますか。これは私の肉体と魂を繋ぐ命綱、生身の薄皮なのですが・・。嘘ばかりついてきた男が正しい行き先へ客人をご案内するお役目とは、これは神様のきつーいジョークなのです」

 煙が白い身体をよじりながら匠に付け加える。

「気をつけて下さいよ! ここで生き人であることがばれたら、私のように中身を抜き取られますよ」

 身の上話を聞いた匠は、薄皮の案内人にさせられた男にすっかり同情してしまった。

・・ 
 大理石の階段を上り詰めると、人気のない踊り場が現れた。

 踊り場の奥には五つの重そうな扉が並んでいる。

 扉の中から、かすかなざわめきが漏れてきた。

「ここは天上の会議場へのエントランス・ゾーンです。この扉の中が会議場です。さーて、議場のお席はどの辺りがお好みでしょうか?」

 白い煙が匠の顔を覗き込んだ。

「発言を求めるならどの扉になるのでしょう?」

 胸を張って匠が聞く。

「前の席ならあちらが入り口になります。長老たちのすぐ前に当たります」

 煙は右端の扉 NO.1を指さした。

 気が付くと、匠は発言などできる立場じゃなかった。

「えーっと・・目立たない席ならどの辺りでしょうか?」

 匠が聞き直した。

「後ろの席はこちらです」

 煙は目の前の扉 NO.3を指し示した。

「どちらにしましても最近は何故か守り神の空席が目立ちます。又どこかの惑星が生命を失ったようです。生命の種が絶滅すると、守り神も消滅するのです。それでは議場にお入りになって、後ろの席をお選び下さい」

 匠が頷くと、白い煙が揺れ、最後の注意をした。

「扉はご自分でお開け下さい。ドアノブに利き手を掛けると掌の紋様がチェックされて、先ほどの記帳簿の紋様と一致すればドアが開きます。退場の時は同じ扉を選んで下さい。入場の時と同じ扉、同じ紋様でないと扉は開きません。闖入者を排除または閉じ込めるためのセキュリテイー・システムです。それではご無事を!」

 匠は白い煙にお礼を言って、重い扉を音の出ないようにゆっくりと開けた。

 話し声と、喧噪が押し寄せて来る中を匠は会議場に素早く入り込んでいった。
 

(続く)

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下條 俊隆

下條 俊隆

ペンネーム:筒井俊隆  作品:「消去」(SFマガジン)「相撲喪失」(宝石)他  大阪府出身・兵庫県芦屋市在住  大阪大学工学部入学・法学部卒業  職歴:(株)電通 上席常務執行役員・コンテンツ事業本部長  大阪国際会議場参与 学校法人顧問  プロフィール:学生時代に、筒井俊隆姓でSF小説を書いて小遣いを稼いでいました。 そのあと広告代理店・電通に勤めました。芦屋で阪神大震災に遭い、復興イベント「第一回神戸ルミナリエ」をみんなで立ち上げました。一人のおばあちゃんの「生きててよかった」の一声で、みんなと一緒に抱き合いました。 仕事はワールドサッカーからオリンピック、万博などのコンテンツビジネス。「千と千尋」など映画投資からITベンチャー投資。さいごに人事。まるでカオスな40年間でした。   人生の〆で、終活ブログをスタートしました。雑学とクレージーSF。チェックインしてみてくださいね。

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