SF この世の果ての中学校一覧

この世の果ての中学校21章“ゴルゴン一家と蘇ったカレル先生の記憶 ”

クオックおばばとホラー一族に囚われたカレル先生を助けようと、地下の広場に飛び出した裕大、ペトロ、マリエの3人だったが・・ ペトロの発射した放射光で身体を貫かれ、おばばはため込んだ記憶をはき出していく。もがき苦しむおばばの姿を見て、ホラーとアンデッドが怒った。 壁画から抜け出したホラーが四方を囲み、空にはアンデッドが舞った。カレル先生と3人の救助隊は絶体絶命のピンチだった。

この世の果ての中学校20章“クオックおばばにカレル教授の記憶が盗まれた!”

老婆が頷くと、四人のアンデッド達は担いできた大きな袋を乱暴に放り出した。 袋から、手足を縛られたやせた男が転がり出してきた。 「あっ! カレル先生だ!」隠れていたペトロが大声を上げてしまった。 老婆が耳に手を当て首を90度廻した。緑色をした二つの目玉が飛び出し、ペトロを凝視した。 その正体は人の記憶を食べて生きながらえる魔女“クオックおばば”だった。

この世の果ての中学校18章 “カレル教授が実験室からさらわれた”     

「ペトロ、その世界には近づかない方がいい」手品師の声が震えていた。一言で言えば神様のことだ。君たち六人を残して地球に人類がいなくなったのは神様の仕業だと教授は信じているようだ。神様は自然の調和を乱した人間を見限ったのかもしれないとね。

この世の果ての中学校17章“虚構の手品師と秘密の技”

 ペトロはカレル先生に相談したいことがあって個室を覗いた。ドアをノックして部屋に入ると、黒いコートを着た背の高い男がデスクに座っている。「やー、ペトロ、こんなところでどうした?」 真っ黒で表情のない仮面がペトロを見つめていた。それは虚構の手品師だった。  

この世の果ての中学校15章 “過去からの訪問者の家族は暗黒宇宙に消えた”

過去から未来にやって来た科学者八人の愛する家族は、闇の手に連れ去られて暗黒宇宙に消えた。 会議場の空間には赤茶色に焦げた地球儀がぽつんと残されていた。 虚構の手品師が映し出した映像はなにを意味しているのか? 家族の安否を確かめたくて、科学者たちは会議場の中を手品師の姿を求めて、探しまわった。  しかし、手品師の姿は黒いコートとともにどこかにかき消えていた。

この世の果ての中学校 14章 過去からの訪問者

ペトロとマリエは、議事堂を抜け出してとなりの電子図書館に潜り込んだ。二人は機密映像"過去からの訪問者"を発見した。 「ただいまから、カレル少年とハルちゃん出演のドキュメンタリー『過去からの訪問者』を中継いたします」 マリエのナレーションが四人のスマホに流れて、ベッドに寝っ転がっていた咲良と裕大、エーヴァと匠の四人が飛び起きた。

この世の果ての中学校 13章 学校の地下室は”国会議事堂”だった!

ペトロとマリエのちびっ子スパイは、ママたちのあとをつけて秘密のPTAの会場に向かった。 行き着いた地下の突き当たりに大きくて重そうなドアがあった。 そこには「国会議事堂」という看板が掛かっていた。  右手の小さなドアには「国会電子図書館」と書いてあった。 「ヤベーよ! ここ! 本物かよ」 二人は扉の前で立ちすくんだ。

この世の果ての中学校 12章 秘密のPTA “やっぱり~パパやママは幽霊だった”

地球に残された六人の中学生。 じつは、 彼らのパパやママは“この世の人”ではなかったのです。 土曜日の夜、中学校の地下の会議場で、生徒達に内緒で、パパやママや先生達の秘密のPTAが予定されていました。  ペトロとマリエは、スパイとして会議場に潜入することにしました。 そこで二人がみたものは・・。